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乾癬の疾患啓発プロジェクトとは?

未だに原因が明らかになっていない、慢性の皮膚疾患「乾癬(カンセン)」。
症状の見た目や、“感染”を想起させる病名によって生まれる誤解から、人によっては、どこにいても、誰といても、視線を感じてしまうなど、精神的な負荷が大きい疾患でもあります。

そんな乾癬について、「乾癬は感染うつらない」という理解を深め、患者さんが悲しまずに生活できる社会をつくっていくために、乾癬の疾患啓発プロジェクトが生まれました。

乾癬(カンセン)って病名、
聞いたことがありますか?

乾癬は、未だに根治療法が見つかっていない、慢性の皮膚疾患です。世界で約1億2,500万人、日本では約50〜60万人 1)2)の患者さんがいるとされ、日本では近年増加傾向にあります3)
乾癬の症状は、頭皮、腕やすねなどに出る、赤い斑点や白いかさぶたのようなもの。乾癬は、本来自分の身を守るための免疫細胞が過剰に働くことが主な原因と考えられていて、乾癬患者さんは、通常の肌よりもターンオーバーが数十倍早くなり、たくさんの皮膚がつくられ、はがれ落ちます。

乾癬は、感染うつる病気ではありません

症状の見た目や病名から、感染うつるのではないかという誤解をされることが多い「乾癬」。疾患名の認知度は29.2% 4)と低く、疾患自体が知られていません。
患者さんの中には、皮膚症状に対する周囲の視線から精神的な負担を抱え、外出やその他のさまざまな行動を制限してしまう方が多くいらっしゃいます。また、患者さんが日常で抱える悩みを、社会一般の人たちが知る機会が限られているという現実もあります。
乾癬の疾患啓発プロジェクトは、「人目を気にせず外出したい」「温泉を楽しみたい」といった患者さんやご家族の願いを実現させていくために、疾患に対する理解を深めていくことを目的に立ち上がりました。

乾癬とは?

乾癬とは、主に皮膚に症状が現れる慢性の疾患です。症状によっていくつかの種類に分類され、特徴的な症状としては、皮膚が赤くなる「紅斑(こうはん)」、もりあがる「浸潤(しんじゅん)」、細かいかさぶたのような「鱗屑(りんせつ)」、フケのようにボロボロとはがれ落ちる「落屑(らくせつ)」がみられます。また、関節が腫れたり痛んだりすることもあります。外敵から体を守る免疫作用の過剰な働きが主な原因で、感染する病気ではありません。遺伝や生活習慣などさまざまな理由によって発症すると考えられています。

参考
1) Kubota, K., et al.: BMJ. Open., 5:1, 2015.
2) 照井正 他:臨床医薬, 30:279, 2014.
3) T. Ito et al; J Dermatol. 2018 Mar;45:293-301,
4) ヤンセンファーマ株式会社「乾癬に関する意識調査」, 2011

SALON

等身大の乾癬を語り合う場

乾癬に関する悩みや想いを誰かと共有したい、普段はあまり聞くことのできない、他の患者さんが気にかけているファッションや食事、お金のことについて知りたい……。そんな患者さんたちの声に応えて、乾癬をオープンに語り合う場となる「SALON」を立ち上げます。

SALONでは、乾癬と正しく付き合っていくためのヒントを、患者さんをはじめ、医師や専門家の方たちとのトークや交流を通じてご紹介。同じ悩みや想いを抱える患者さん同士がつながる場をつくっていきます。

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乾癬にまつわる記事一覧

総合監修:NTT東日本関東病院皮膚科 部長 五十嵐 敦之 先生
後援:一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会

一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会一般社団法人 INSPIRE JAPAN WPD 乾癬啓発普及協会