SALON

等身大の乾癬を語り合う場

乾癬治療の
知っておきたいお金のこと

乾癬の患者さんが抱える治療にまつわる「お金」の疑問をQ&A方式でご紹介します。長期に渡る乾癬の治療を適切に続けるためにも、利用できる公的制度やライフスタイルに合わせたマネープランについて、一緒に考えてみませんか?

※この記事は2019年11月に東京で行われたSALONイベント内のトークセッション《治療費のギモン》を元に構成しています。

Q1

治療にまつわるお金のこと、
誰に相談すればいいのかわかりません。

「まずはかかりつけの医師に気軽にご相談してみてください。医療費の助成制度などについては、病院内でより詳しい部署につなぐことができます。患者さんにとって、現状の治療から新しい治療法に変更する際、期待できる効果とともに、どのくらい治療費用が必要になるのかということはとても重要です。診療時、不安なことは遠慮せず医師に尋ねてみてください」(新井先生)

Q2

乾癬の治療に利用できる制度はありますか?

「大きく分けると2通りの制度があります。1つは確定申告をすることで税の負担が軽くなる〈医療費控除〉。もう1つは医療費の負担自体が軽減される制度で、これには〈高額療養費制度〉と〈付加給付制度〉があります。特に後者2つの制度は、患者さんの年齢、収入、加入している健康保険組合の種類によって軽減される金額が異なります。まずは、患者さんご自身がどの区分に当てはまるかを確認しましょう」(新井先生)

図1:医療費助成制度について

図1:医療費助成制度について 図1:医療費助成制度について

表1:高額療養費について

表1:高額療養費について 表1:高額療養費について

表2:よくある治療例

表2:よくある治療例 表2:よくある治療例

Q3

住宅ローン、子どもの教育、親の介護、老後…etc.
生活費と治療に必要なお金、
どのように家計を管理すればよいでしょうか?

「治療費は、①国からの公的制度、②勤務先からの付加給付を踏まえた上で、③自分で準備する自助努力分(貯蓄や民間保険)がどのくらいかかるかをイメージしましょう(※図2参照)。それと並行して、現在の生活の収入と支出のバランスを見直します。家計を改善する方法は〈収入をふやす〉〈支出をへらす〉の2つだけ。とはいえ、世代やライフシーンで実践できる内容は異なります。モデルケース(※表3)を参考に、何にお金が必要なのか、それに対してどんな対策ができるかを考えてみましょう」(黒田さん)

図2:病気の経済的リスクに備える方法のイメージ

図2:病気の経済的リスクに備える方法のイメージ 図2:病気の経済的リスクに備える方法のイメージ

図3:家計を改善させる2つの方法

図3:家計を改善させる2つの方法 図3:家計を改善させる2つの方法

表3:モデルケース

表3:モデルケース 表3:モデルケース

Q4

日頃からお金をわかりやすく管理する
オススメの方法はありますか?

「手持ちのお金を、〈そなえるお金〉〈のこすお金〉〈つかうお金〉の3つに分類して、色分けしましょう。収支とお金の流れが可視化されることで家計の現状を把握し、目標を立てやすくなるはずです。お金の管理に苦手意識のある方が多いと思いますが、適切な治療を続けられるよう、この機会にマネープランを立ててみてはいかがでしょうか」(黒田さん)

図4:ライフプランに合わせてお金を色分けする

図4:ライフプランに合わせてお金を色分けする 図4:ライフプランに合わせてお金を色分けする