総合監修:医療法人桜仁会 いがらし皮膚科東五反田 院長 五十嵐 敦之 先生

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乾癬の飲み薬(内服療法)について

内服療法(飲み薬)は、いずれも乾癬の症状が中等症から重症である場合に用いられます。

飲み薬は、塗り薬でも効果が不十分な中等症から重症の乾癬に用いられます。
「乾癬の重症度判定についてはこちら」の項参照)。
日本では作用の異なる数種類の飲み薬が使用でき、患者さんの状態に合わせ、単独または他の治療法と組み合わせて使用されます。
いずれの飲み薬も、医師の管理の下で定期的に副作用などをチェックしながら服用します。自分の判断で勝手に量を調整したり、服用を中止したりせず、医師の指示を守って飲むことが大切です。

内服療法(飲み薬)のコンビネーション療法

乾癬の治療法にはそれぞれ長所と短所がありますが、複数の治療法を組み合わせることで治療効果を高め、副作用のリスクを下げられる場合があります。2つ以上の治療を同時に行うことを「コンビネーション療法」といい、「内服療法+外用療法」「内服療法+光線療法」の組み合わせがあります。
「いくつかの治療を組み合わせることはできるの?」の項参照)

生物学的製剤について