総合監修:NTT東日本関東病院皮膚科 部長 五十嵐 敦之 先生

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乾癬Q&A

医師や薬剤師の指示に従い、正しい量と回数を守りましょう

塗り薬は正しく使用することが大切です。不適切な使い方や、自分の判断で勝手に塗る量を変えたり、中止したりすると、思わぬ症状の悪化を引き起こすことがあります。医師や薬剤師の指示に従って、適正な量・回数を守って塗りましょう。塗る量の目安は、イラストを参考にしてください。根気が必要ですが、塗り薬の効果を発揮させるためには、きちんと塗ることが大切です。もし、きちんと塗っているのに良くならない場合には、遠慮せずに医師に相談しましょう。

<塗り薬を塗るときのポイント>
量を守る、回数を守る、継続する

<塗り薬の量の目安>
大人の手のひら2枚分の面積に塗る量の目安は、軟膏やクリームでは、大人の人差し指の先端から第一関節まで出した量、ローションタイプでは、1円玉大の量とされています。(下表参照)

<塗り薬の回数>
塗り薬は塗る回数が決められています。これは、薬ごとに、最も効果を発揮するために設定されていますので、決められた回数を守ることも大切です。自己判断で回数を減らすことは避けましょう。

塗り薬の回数


1)Long CC ら. Clin Exp Dermatol 1991;16:444-447.

参考 外用療法(塗り薬)の注意点


安部 正敏 先生(豊水総合メディカルクリニック 皮膚科)からのコメント

飲み薬を飲むときに1錠・2錠といった適切な量があるように、塗り薬を塗るときにも適切な量があります。塗っても効かないとあきらめる前に、正しい塗り方、正しい量を確認して、もう一度、外用療法にトライしてみましょう。