総合監修:医療法人桜仁会 いがらし皮膚科東五反田 院長 五十嵐 敦之 先生

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乾癬Q&A

皮膚科を受診しましょう

皮膚科医であれば、問診、視診(患部を見る)、触診(患部を触る)により乾癬の診断が可能です。必要に応じて、より詳しい検査を行うこともできます。
特に、乾癬の発症から間もない時期や軽症の場合、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)などの別の皮膚病と区別がつきにくいため、皮膚科医による鑑別診断が必要です。また、関節症状がある場合も皮膚科医に伝えましょう。

参考 乾癬とは

納得した上で適切な治療を受けるため、苦痛や悩みなどを医師に相談しましょう

乾癬と診断されたら、皮膚科医が皮疹の状態、日常生活への影響、各治療法の効果と安全性などを総合的に判断し、患者さんに最も適した治療法を選択します。苦痛に感じる症状、日常生活での悩みや疑問、治療目標について医師と話し合い、納得した上で治療を受けることが大切です。
実際に受診してみて、信頼できると感じた皮膚科で治療を続けましょう。セカンド・オピニオンといって、ほかの医療機関の皮膚科医に意見を聞くこともできます。

参考 セカンド・オピニオンって必要?


五十嵐 敦之 先生(NTT東日本関東病院 皮膚科 部長)からのコメント

乾癬をはじめとした皮膚の症状で気になることがあれば、皮膚科を受診してください。適切な治療を行うためには正しい診断が必要です。また、乾癬では関節などの痛みを伴う場合もありますので、そういった症状についても遠慮なく皮膚科医にご相談ください。